アンリ・カルティエ=ブレッソン Henri CARTIER-BRESSON 1908年フランス、シャントルーに生まれる。画家を志しパリでアンドレ・ロートに学んだ後、1930年頃からマン・レイ、アジェ、アンドレ・ケルテスの影響を受け写真に取り組むようになる。1931年から翌年にかけアフリカ滞在中に写真を撮り始め、小型カメラ「ライカ」で撮影したスナップショットが注目される。1930年代後半には映画監督ジャン・ルノワールの助手を務めるなど映画制作に従事。第二次大戦中は従軍しドイツ軍の捕虜となるも脱走。戦争終結までレジスタンス運動に加わる。