第361回 Tricolore 2024/草間彌生・百瀬寿・村上早

2024年2月7日(水)〜2月17日(土)
11:00-19:00
※日・月・祝日休廊




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ときの忘れものが選んだ作家三人のコレクション展を開催します。

日本を代表する女性の前衛作家・草間彌生(b.1929)は94歳の現在も精力的に芸術活動を行っております。

岩手県盛岡市で制作活動を行う百瀬寿(b. 1944)は、80年代以降、和紙や箔などを用いて平面作品を制作、色彩のうつろう鮮やかな絵画世界を確立しています。

故郷・群馬県高崎市にアトリエを構える銅版画家・村上早(b.1992)は自身の記憶や過去の経験のトラウマを銅板に表現しています。

本展では、草間彌生による版画や色紙にペイントした作品、百瀬寿の油彩と版画、村上早の大作版画をご覧いただきます。

草間彌生 Kusama Yayoi
1929年長野県生まれ。57年渡米し、75年帰国。無限に増殖する網や水玉の作品を制作、ソフトスカルプチャーなど環境彫刻の先駆けをなし、ボディペインティング、反戦運動など多数のハプニングを行う。93年ベネチア・ビエンナーレに参加。98-99年ニューヨークMoMA他で大回顧展が巡回。2004年には森美術館と東京国立近代美術館で二つの大展覧会が開催される。09年にスタートした最大の絵画シリーズ〈わが永遠の魂〉は12年間で800点以上にのぼり、21年には新たに絵画シリーズ〈毎日愛について祈っている〉の制作を開始。2016年には文化勲章を受章。テート・モダン、ポンピドゥー・センター、M+をはじめとした世界各地の美術館で大規模な展覧会を開催。

百瀬寿 Momose Hisashi
1944年北海道・札幌市生まれ。北海道教育大学旭川分校卒業、岩手大学専攻科修了。シルクスクリーンやネコ・プリントの技法によって、美しい色彩の版画作品を手がける。神奈川県立近代美術館や東京国立近代美術館、北海道立リオ・デ・ジャネイロ近代美術館(ブラジル)、シュツェチン国立美術館(ポーランド)、スコットランド王立美術館など、国内外の多数の美術館に収蔵されている。現在盛岡在住。

村上早 Murakami Saki
1992年群馬県高崎市生まれ。高崎市立高崎経済大学附属高等学校を卒業後、2010年に武蔵野美術大学に入学し銅版画を始める。同大学院在学中の2015年に「FACE 2015 損保ジャパン日本興亜美術賞」優秀賞、「第6回山本鼎版画大賞展」大賞、「トーキョーワンダーウォール賞」の連続受賞で注目を集める。2016年に同大学院造形研究科修士課程美術専攻版画コース修了。故郷の高崎市にアトリエを構える。



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