名古屋で制作活動を行なっている彫刻家・葉栗剛の新作展を開催します。
本展では、新作を中心に木彫〈男気〉シリーズ10点を展示します。
葉栗剛は2010年代から体躯のいい刺青が施された木彫〈男気〉シリーズを制作しています。小さいもので30cm未満、大きいもので2mを超える人物像は、リアリティを持ちながらも独特のデフォルメを施され、海外でも高く評価されています。
木彫に精緻に施された刺青は、葉栗の内弟子でアシスタントでもある木彫作家・長崎美希によるものです。
作家在廊予定日は3月24日(金)終日と25日(土)終日ですが、変更になる場合もありますのでお問い合わせください。
ステートメント
木(楠木)を使った木彫を制作。
木の持つ魅力を大切に、一木造りから寄せ木造りなど形や大きさに合わせて作り方も考えて制作します。
■葉栗剛 HAGURI Takeshi (1957〜)
1957年名古屋市に生まれる。1982年に愛知県立芸術大学彫刻科を卒業し、1984年に愛知県立芸術大学大学院を修了。卒業後は木彫を主に制作しているが、野外作品はアルミニウム素材を使用する。
主な個展は1996年・1998年 村松画廊(東京)、2006年 中京大学 C・スクエア(名古屋)、2009年千葉県アンデルセン公園こども美術館、2013年 静岡松坂屋百貨店、2014年・2019年 ときの忘れもの、2019年 Art Miamiなど多数。
主なグループ展は1996年 神戸具象彫刻大賞展、2000年 フォクトランド国際彫刻シンポジウム(ドイツ)、2001年 富獄ビエンナーレ展(静岡県立美術館)、2013年 第16回岡本太郎現代 芸術賞」展ほか。
2014年以降、ときの忘れものより国内外のアートフェアに出展。主なフェアは2014年 Art Osaka、2014年・2017年・2020年 Art Nagoya、2016年・2017年・2018年 Art Stage Singapore、2016年・2018年・2019年 Art Taipei、2017年・2018年・2019年 Art Miami、2020年 LA Art Show、2022年 アートフェア東京など。国内では愛知県立日進西高等学校、ふれあい公園(静岡県春野町)、伊自良村総合運動公園(岐阜県)、愛知県立西春高等学校 愛西市立佐屋小学校(愛知県)、長久手町立北小学校(愛知県)、海外ではエアルバッハFLUR(ドイツ)に作品が設置されている。
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